静岡県の柿田川湧水

2019年11月

こんにちは!エフくんです。
朝晩が冷え込む時期になりました。
寒暖差で体調を崩さないようご注意ください!

今月はどこに行ってきたの?

静岡県駿東郡にある柿田川湧水群を見てきたよ!
山を登ったりしなくても普通に市街地の公園内で
とても綺麗な湧水が見れるスポットなんだ。

街中のオアシスのようなスポットじゃな!
柿田川は国指定の天然記念物になっていて、
静岡県東部の約35万人の飲用水として使われているんじゃ。

国指定天然記念物になるのも納得な景色だったよ!
早速紹介していくね!

公園をぐるっと周ることで第1展望台、第2展望台や
他の自然を楽しめる作りになっているよ。

まずは第1展望台の景色から!

黄色で囲ってある部分からゴポゴポと水が湧いて、
奥の方の下流へ流れていくんだ。
ここは柿田川の最上流部で、川の始まりを感じられるスポットになってるよ。
ここの湧水群全体で毎日120万トンの水が湧き出しているんだ。

続いて第2展望台!
柿田川湧水はこの第2展望台から見える湧水が人気なんだよ。

へー!それは楽しみ!

おおー!透き通ってる!
なんだか神秘的だね!

底を見ると水がゴポゴポ湧いている様子がわかるよ!

水が透き通ってるからはっきりわかるね!
どうして井戸のようなものがあるの?

かつてあった紡織工場が使っていた井戸なんだってさ!

それが今では水の観光スポットになっているんだね。
ここの湧水はどこから来た水が湧いているの?

富士山上流に降った雨や雪が溶岩や火山灰の中に染み込み、
水を通しにくい古富士火山の地層の上を地下水として流れ落ちていくんじゃ。
国土交通省のトリチウム濃度の分析によると、柿田川公園から湧き出るまでは
およそ26~28年かかると言われているよ。

そんな長い時間をかけて湧き出すなんて驚き!

この柿田川湧水群は、看板に書いてあった情報によると
pH 7.2
色度 0
濁度 0
溶存酸素 9.5mg/L前後
電気伝導度 14ms/m
水温 年間15度前後
だそうだよ。

そのあと見た船着場も見ていて癒される場所だったよ。
かつて船着き場だった場所で、この日は見れなかったけど
あゆ遡上の時期には産卵の様子を観察できることもあるんだって!

ちょうど今頃なのに見れなかったのは残念だね!
でも心が癒されそうな景色だなー。

公園自体は30分から1時間くらいで全部周れる広さだったよ。
人もそんなに多くなくて歩きやすかったし、何より水に癒されるから
近くに行ったらぜひ寄ってほしいな。

こうも綺麗な水が街中にあるなんて、近所の人が羨ましいのぉ。
この柿田川はここから狩野川と合流して駿河湾へと続いていくんじゃな。

そうだね。こうした素晴らしい水の環境を守るためにも、そして
埼玉県や千葉県をはじめ関東圏内を流れる水をもっと綺麗にするためにも、
改めて日々の維持管理業務を頑張ろうって気持ちになったよ!
このあと静岡県の三島市に行って水に係ることを見てきたんだけど、
続きは来月教えるね!それでは今月も張り切っていきましょう!

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