浄化槽や水まわりの害虫対策について

2014年9月8日

浄化槽には様々な害虫が生息していますが、今回はチョウバエに絞って取り上げたいと思います。

■チョウバエの生態と種類
チョウバエ類は蚊に近いグループに属するハエ目の一種です。
体長1~4mmほどのハート型を逆にしたような形をしています。ハエなのに蝶のような形をした、あの虫です。
チョウバエ - Wikipedia(注:リンク先 虫画像あり)

発生すると、洗面台や流し台、浴室などの水回りの部分にあるガラス窓や壁に止まる習性があります。
体は灰黒色で、体表には毛が密生しています。チョウバエの中でも最もよく見られる種がホシチョウバエとオオチョウバエになります。

発生時期は4月から12月にかけてですが、暖かい場所には冬でも発生します。弊社で浄化槽メンテナンスを行う際もちょくちょく見掛けることがあります。
排水口等から発生する為、窓を閉め切っていてもいつの間にかお風呂場等にいることが多く、また不衛生な場所を好む為、菌の媒介者になる恐れもある困った害虫です。


■予防・駆除方法
上記の通り、チョウバエの発生源は浄化槽、汚水槽、各排水口など有機物の多い汚れたところです。
幼虫は水中ではなく水面に浮かぶスカム(腐敗物)に多いので、スカムの清掃・除去をすることにより発生を抑える事ができます。
お風呂場や流し台からも発生することがありますが、排水口や、浴槽の壁と床の間に付着しているスカムが主な原因ですので、こちらもそれらを清掃・除去することで発生を抑えることができます。

対策としては、キッチンや洗面台やトイレの排水口、お風呂場の排水口や浴槽の底、浄化槽等、発生場所を探し幼虫対策を行うことが重要となります。
また、室内を飛んでいるチョウバエ成虫は繁殖を繰り返すので、成虫対策も必要です。
駆除は、幼虫には専用の駆除剤を直接散布、成虫には殺虫剤、浄化槽などの密閉空間には蒸散タイプの殺虫プレートを吊り下げておくと成虫対策に繋がります。


浄化槽用殺虫プレート設置例


弊社でも対策・駆除用の専用薬剤を取り扱っており、駆除作業の対応も可能ですので、お困りの際はお気軽にお問い合わせください。
その他、>>浄化槽トラブルQ&Aで浄化槽の様々なトラブルを紹介しております。

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