髪の水分

2010年2月22日

冬は顔や手足の水分が不足し、乾燥していることがよくわかります。
顔や手足は保湿クリームを塗布しケアをしている方が多いと思いますが、髪にも水分を与えていますか?

健康な髪は12~13%の水分を含んでおり、その表面はタンパク質で形成された毛表皮(キューティクル)で覆われています。
髪の水分が少なくなるとキューティクルが剥がれ水分が出て行ってしまい枝毛や切れ毛の原因に繋がります。

頭皮の外にでている髪の毛は細胞が角質化して生まれたものであり、すでに死んでいる細胞です。 一度壊れたキューティクルは再生できません。

また濡れた髪の乾かし方にもコツがあります。 ドライヤーで乾かす前にタオルドライでやさしく包みながら水気を十分拭き取りましょう。
濡れている髪はキューティクルが剥がれやすくなっています。強く摩擦したり、しぼるように拭いてしまうと傷んでしまいます。 しっかりタオルドライした後にドライヤーを使用しましょう。

基本は頭皮から乾かしましょう。
根本が濡れていると跳ねや、頭皮が臭くなる場合もあります。

80%ぐらい乾いたらブラシでスタイリングしましょう。

肌と同様、髪にも保湿が重要です。髪の毛の断面図は下画像を参照。
毎日の心がけで髪の内部に水分を蓄えましょう。

毛髪断面図

次回も色々な水に関わるお話を調べてみようと思います。

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